
葛もちを作りながら
日本の伝統食材「葛」を学ぶ
吉野本葛マジカル体験キット
2020年度において、奈良大会<ドリンク・スイーツ部門>で準グランプリ、JAPAN大会<新体験・イノベイティブ部門>で審査員特別賞を受賞。
吉野の冷たい水と空気で仕上げたその純白の美しさと1kgの葛の根から100gしか取れない稀少さから”根から生まれる白いダイヤ”とも呼ばれる吉野本葛が、とろ〜りプルプルな透明の葛もちに早変わりする魔法を体験できるワクワクキット。
自分で作るからこそ、外は冷たく中は温かい葛もち1番の美味しさを味わえる特別感。お子さんと一緒に、楽しく美味しく日本の食文化を学ぶのにぴったり。
「吉野本葛マジカル体験キット」の開発に込められた想いとは。



遥か昔から日本食と共にあった「葛」
日本最古の歴史書とされる「古事記」にも記載され、和食や和菓子に広く活用されてきた「葛」。「株式会社 井上天極堂」は、1870年の創業から葛製品を奈良県で作り続けてきた。その代表が「吉野本葛」だ。
「吉野本葛は、葛の根から採れるでんぷんからできています。良質な葛根を求めて、寒さの厳しい冬、人がやっと歩ける位の山奥に入り、地中深く生えている根を掘り出します。その根を粉砕して、攪拌と沈殿、水の入れ替えを繰り返しながら何度も晒し、じっくりと乾燥させ、1ヶ月以上かけて出来上がります。
吉野本葛と呼べるのは、原料の100%が葛でんぷんからなり、この<吉野晒>と呼ばれる、江戸時代後期から受け継がれてきた吉野地方独自の製法で精製したものだけです」と話すのは課長で葛ソムリエの川本あづみさん。
手間と時間を要する吉野本葛の製法

UNDISCOVERED
GEMS OF JAPAN GRAND PRIX
Chosen as the best of
Japan's finest local production

「食+体験」のかたちで葛の魅力を伝えていく
「出前授業の内容を自宅でも体験できるようにしたら、子どもたちも楽しく美味しく葛について気軽に学べるのではないか?」
こうして、開発されたのが「吉野本葛マジカル体験キット」だ。品質にもこだわり、純国産の葛の根で冬季限定製造した最上級品の吉野本葛「古稀」、奈良県産「大和大鉄砲大豆」のきな粉、奄美産黒砂糖をキットに詰め合わせた。
参加した2020年度のにっぽんの宝物グランプリでは、奈良大会<ドリンク・スイーツ部門>で準グランプリ、JAPAN大会<新体験・イノベイティブ部門>で審査員特別賞を受賞。
審査員たちは実際に葛もち作りを体験し「食べるだけでなく作ることも一緒に教えることで、食のありがたみや作り手のこだわりがわかる」「吉野本葛がどうやって作られているのか初めて知った。葛もちを作ったのも初めてで、楽しかった!」と評価した。
ぜひ「吉野本葛マジカル体験キット」をご自宅で体験してみてください。