
ALL-WINが叶う挽きたてカカオの贅沢スイーツたち
世界を変えるカカオ
2022年度において、オンライン大会と続くJAPAN大会<新体験スイーツ部門>で共に準グランプリを受賞。2023年においては、世界大会<日本と海外の融合部門>で準グランプリを受賞。
チョコレートスイーツ革命!世界初の技術が可能にした、その場で挽きたての超新鮮カカオペーストで作るチョコレートスイーツたち。挽きたてでしか実現できない、カカオがフルーツであることを思い出させるその香り高さは初めての体験。大手メーカーのチョコレートを使用してスイーツを作る製菓業界の常識では不可能であった香料や乳化剤をはじめとした一切の添加物の不使用を実現。
挽きたてのカカオペーストから生まれる自然な風味と香りは、カカオの持つ本来の魅力を最大限引き出す。
従来のフェアトレード(外部支援型の援助)では解決できない、カカオ生産者を巡る社会的課題の解消に取り組み続けてきた「dari K」と当EC Shopで売り上げNo.1の「西山金時スウィートポテトロール」の作り手であり、素材を活かすスペシャリストとして画期的な技術を持つ工房「株式会社スウィーツ」がタッグを組んだ商品。生産者は生活が安定して、私たちは美味しいものが食べられて、自然環境は無理のない栽培方法で、ALL-WINが叶う「世界を変えるカカオ」とは。



生産者自らが努力によって勝ち取るフェアトレード
カカオ生産の闇に立ち向かう「dari K」
世界中で愛されるチョコレート。比較的安価で手に入り、私たちは日常的に気軽に食べて楽しんでいる。しかし、その裏にはカカオ生産者の貧困や児童労働の常態化といった深刻な問題が存在する。このような現実を改善するため、「フェアトレード」の取り組みが広がっているが、従来の考え方では豊かな国からの施しとされ、貧困などの問題は根本的には解決できないことが分かっている。
2011年に創業した「dari K」は「カカオを通じて世界を変える」というミッションのもと活動を続ける。世界有数のカカオ生産国であるインドネシアにおいて、カカオの栽培技術を指導し、その結果得られた高品質なカカオを適正価格で買い取ることで、生産者が自らの力で貧困問題を解決できる仕組みを作り上げてきた。この活動は、「努力した分だけ報われる」というモチベーションを生産者に提供し、彼らの生活を大きく向上させるとともに、地域の環境や消費者にとっても良い方向を目指す「All-Win Fairtrade」という新たな考え方を広めている。
このように、生産から製造、販売まで業界に深く関わる「dari K」は、世界最高峰のコンテストに自社のチョコレート製品を出展する一方で、インドネシアのカカオ生産者の生活を根本から変えてきた。しかし、新たな課題も浮上しており、成功した農家を目指すカカオ農家が増える中、現在のチョコレートとカカオ原料の売上だけではすべての農家を支えるのが難しくなっている。
その場で挽いた超新鮮カカオペーストでスイーツを
世界初の技術で革新的チョコスイーツ誕生
その困難を乗り越えるため、「dari K」は数億円に上る大きな投資と年月をかけて、画期的な技術革新に成功した。その名も「オンデマンドカカオグラインダー」。
従来は、カカオペーストを作るには、テクスチャーを滑らかにするためにカカオ豆を長時間挽く必要があり、大手メーカーが10時間以上もかけて大量生産するしかなかった。この長時間のプロセスの間に、揮発性の香り成分は飛んでしまう。一方で、この度「dari K」が開発したグラインダーを使えば、カカオ豆をわずか1分程度でその場で挽き、カカオ本来の芳醇な香りが残った超新鮮カカオペーストを作ることができる。実際に、従来のものに比べて、「dari K」のグラインダーで作ったカカオペーストは香りを含む揮発成分が5~8倍。もはやチョコレートスイーツを作る際には、1年中ブレない品質を目指して乳化剤や香料などを使って大量生産・常温流通されたチョコレートを使うのではなく、その場で挽いた新鮮さゆえに添加物を使わずともカカオが高く香るカカオペーストで作ることができるようになったのだ。
「dari K」はその技術を、添加物に頼らず素材を主役としたスイーツ作りを行う高知県の「株式会社スウィーツ」に託すことにした。「オンデマンドカカオグラインダー」の初のアンバサダーとしてこれまでにないチョコレートスイーツを開発・製造してもらうことで、インドネシアのカカオ生産者の受け皿をさらに拡大することを目指した。


UNDISCOVERED
GEMS OF JAPAN GRAND PRIX
Chosen as the best of
Japan's finest local production
日本からチョコレート革命の輪を世界に
世界大会で準グランプリ受賞
「dari K」と「株式会社スウィーツ」は、革新的なチョコレートスイーツをもってにっぽんの宝物プロジェクトに参加した。「株式会社スウィーツ」は新しい発想で、厳選した素材を生かした商品開発を得意とするスウィーツ作りのプロ。大会の審査に出した試食品には、その本領がいかんなく発揮されていた。乳化剤や香料はもちろん、ベーキングパウダーやリキュールまでも全て無添加のショコラロール。プレゼン中にその場で挽いたカカオペーストと高知県雪ヶ峰牧場の放牧ジャージー牛ミルクを即興で合わせて作ったホットチョコレートなどだ。
実食した審査員からは拍手が起こるほどの完成度。「カカオってフルーツだということを気付かされた」「チョコレートの酸味と甘み、苦味が複雑に交わっている」「こんなにも濃厚なのは初めて。カカオの香りと味の余韻がとても長い」など、アジア各国の審査員がその香りと美味しさに驚愕した。見事、世界大会「日本と海外の融合部門」において準グランプリを受賞した。
「世界を変えるカカオ」の目標は、海の向こうにいるカカオ生産者と私たちが公正な関係を築き、どちらも幸せになること。ご自身へのご褒美や大切な方へのギフトとして買ったものが、多くのカカオ生産者の幸せにも繋がります。
